ミき下の【スミつき】

Overturn Of Encephalon

【すごくゆっくりと炊き込みご飯を混ぜている男がいる】ep.2

付け加えておくと、先ほど、すごくゆっくりと炊き込みご飯を混ぜている男を見て、驚きの色を隠せないということにしたが、実際は隠せているかもしれない。
あえて現在形で表現したのは、このことが起きたのが、いつなのかすら分からないのだ。
何十年も前のことかもしれないし、何ヶ月か前かもしれない。
はたまた、昨日や今日のことの可能性もあるし、まだ起きていない未来のことということもあり得る。
もし、これまた決めつけて掛かることはできないが、未来のことだったとしよう。
そうすると、ものすごくゆっくりと炊き込みご飯を混ぜている男がいるだろう、ということになるのか。
そうすると、始めの表現は間違っているということになる。
虚偽の報告をしてしまったことに私は反省をしている。
反省をしていると書いたが、実際は書いていない可能性もあるということは胸に留めて頂きたい。
また、書いて、といったが、実際には書かれていないということも十分可能性としてはある。
私が今こうしてやっている、これは声かもしれないし、味かもしれないのだ。
何を言っているのか分からないという人は、この場限り断定口調を遣わせて頂き、考えるな、と伝えたい。
この先は分かっている人に向けて、私という一人称用いていることの意味を伝えたい。
意味はない。
伝えてもいない。
その可能性だけ、可能性だけは捨てないで欲しい。
欲しいが、欲しくないかもしれないということも十二分にあるのだ。
ここには全てがある。
全てがないということもある。
何もないということもあるかもしれないのだ。
話を戻す。
これ以上言及すると、あらゆる面で限界を迎えてしまう。
それ以前にここに達するまでにいくつもの齟齬が生まれている。
それを前例として、この先も齟齬を生み続けて良いものだろうか。
悪いとしたら、誰が決めたのか。
置いておこう。
どこに置くのかという疑問は野暮だ。
そうしたい。
したいが、実際にそうできるかは不確定だ。
叶えられない夢もあるのである。
夢の定義、またこの一文に出てくる言葉については、この場では言及しない。
混ぜているものの中身に目と題を移そう。
全体として見ると、それは明らかに炊き込みご飯だ。
炊き込みご飯と言えば、ご飯の他に、色々な具材を入れて炊き上げた食べ物である。
それは広義である。
例外もあると言っておこう。
言っておくが、あくまで言っておいただけなので誤解をしないで頂きたい。

 

(続く)